スーパーの珈琲売り場でよく見たミル

スーパーの珈琲売り場でよく見たミル

こんにちは。

今回の記事では、最近はあまり見かけないけど少し前まではよく見かけたな〜といった感じのスーパーの珈琲ミルについて、懐かしみながら書いていきます。

2010年ごろまでは多くのスーパーマーケットの珈琲売り場に写真の様なミルがよく見られました。

珈琲を買う人は豆を引いていいよ〜と言う、お店側の粋なサービスな訳です。

最近ではめっきり見なくなり、私が行くスーパーマーケットでも唯一1店舗のみ現存していると言った状況であります。

多くの方がどのタイミングで使うべき物なのかと一度は思った事と思いますが、まず封を開け、豆を挽き、テープで封をしてレジへ持っていくと言った使い方が正しい使い方です。

多くの店が持ち込んだ豆を挽くことは禁止しています。

なんとも魅力的な機械で使ってみたいと言う気持ちを掻き立てる見た目をしていますよね。

このようなミルの設置店舗が激減した背景には、人々の珈琲に対する関心の変化がある様です。

まず、2010年ごろからスマートフォンを持つ人が増え、それに伴いSNSの利用者も爆発的に増えました。そこには珈琲に関する情報が多くあり、またアマゾンなどネット通販が台頭し、安価なミルも簡単に手に入る様になりました。

さらに、美味しい珈琲を求める人が増え、いつ清掃したか分からない機械は使いたくない、前に使った人の豆が混ざるのは嫌だと言う人が増え使用される機会が減ったことも大きな原因と思われます。

また、チラホラと珈琲ミルの利用者と店員との間でのトラブルに関する事例も見かけるため、店舗側にあまりメリットのないサービスとなっていた事も考えられます。

いずれにせよ、最近では殆ど見掛けない機会なだけに、ふと立ち寄った店舗に有ると個人的にはとてもテンションが上がります。

 

今回は店舗にある珈琲ミルに関する面白い記事も見つけたのでご紹介させていただきます。

小学館 言葉の窓より「ああ、豆の持ち込み」です。

小学館 言葉の窓はあなたの求める辞書を探すお手伝いをするサイトで今回の記事で知りました。様々なコラムがありとても面白いコンテンツが満載です。

(宣伝ではありませんよ笑)

「ああ、豆の持ち込み」はスーパーにある珈琲ミルに関する張り紙から連想するクスッと笑える物語です。ぜひ読んでみてください!

 

写真の珈琲ミルは最近手に入れ、全バラシ、全塗装で新品同様に組み直したものです。昭和50年製造ですので約半世紀前の個体ですね。

その内ブログで紹介したいと思います。