レトロなガチャガチャの制作記録

レトロなガチャガチャの制作記録

皆様こんにちは。

先日のハルナマルシェに沢山の方にお越しいただきありがとうございました。

今回はハルナマルシェでも設置していたガチャガチャの製作をまとめました。

私は作業に没頭すると記録を残す事を忘れがちでして、今回もかなり写真は少なめです(泣)

 

まず初めに今回使用したベースのガチャガチャは「ガチャコップ」と言う製品です。

画像の様によく見るシンプルなマシーンです。

はじめの工程としてまずは全部バラして、各部の採寸、計画、設計です。

 

今回は中の回転する部分と正面の手で回す部分のみ使用する事にしました。

内部はこの様になっており、この縁を4辺とも10mmずつカットして使用しました。

ここで衝撃の事実。写真が全然ない。撮ったと思っていたシーンは全て記憶だけだった可能性が…

ゑ?そんな事有りますかね?

しかし、どのファイル、どのフォルダを探しても無いのです。

仕方が無いので文章で最大限、紹介します。

※本記事を投稿後に時間を見てイラストを挿入していこうと思います。

 

①設計

元々、本体を構成していたプラスチックの厚さは場所によって違うものの大体4mmです。しかし今回使用するのは13mmの木材。各部品をそのまま付けただけでは長さやサイズが合いません。

そこでまずは内部の回転盤が入る枠を210mm角に切り、それを元に枠を設計し、元のプラスチックとの差を計算して木材を彫る深さ、場所、形を決めました。

②材料調達

色々考えて本当はウォルナットや欅など硬い木で作りたかったのですが、やはり重いのと少し高級感が出てしまい傷も付きにくいためにレトロ感が出ないと思い、桐材にしました。実際のところ桐材はこの様な力がかかる物の枠には向いていませんが、そこは文明の力、セメダインに解決してもらいました。

面で接着するってとても頑丈になります。

当初気泡入りガラスを考えていた窓もマルシェへの移動を考え、アクリルにしました。

蓋と底の木材はホームセンターの端材コーナーで出逢いました!

 

③加工

まず初めに、木材をカットしそれぞれの長辺をトリマーで角面にします。

次に窓になる穴をジグソーで開けました。

普段なら自在キリを使うところですが、今回の様な柔らかい木材に使うと毛羽立ちや割れの原因になります。

正面の木材にトリマーで手で回す部分がハマる溝を掘り、材料の加工は完了です。

 

④組み立て

まず初めに外面の箱を組み立てます。

角面にしてあるので、エポキシ接着剤を着けて貼り合わせます。

次に内部に角材で回る部分が乗る台を作り、ターンテーブルを固定。

手で回す部分をはめ込み裏からネジで固定。

アクリルはレーザーで切って….と思ったら過去に切った端材がまさかの今回加工予定のサイズにプラス1mmくらいだったので、そのままアクリルヒーターで2箇所曲げはめ込みネジで固定。

あとは蓋に穴を開けネジをつけ、土台に固定して完成です。

中々に大変な工程でした。

そして完成した物がこちら

中々良い感じに仕上がりました。

色はワトコオイルのウォルナットです。

そしてコレに真鍮製のプレートを付けてのが完成形の物です。

以上が制作の全貌になります。

写真もほとんどなく文章のみでの紹介になってしまいました。今後挿絵をぼちぼち入れていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございました!

次回の設置予定は7/23のハルナマルシェです!

宜しくお願いします🤲